子供の頃に盆踊りは行きましたが、夏祭りに出掛けた記憶がないふあららいです。
城下町・松本の歴史ある深志神社の夏祭りに行って来ました。
天神さまをお祀りしているこの神社は7月24日25日が例大祭で、24日は宵祭りとなります。
お~十代を中心とした人々で賑わっています。彼らの興味はもっぱら出店に向いていますが、中高年の我が家は曳き舞台に吸い寄せられました。
宵祭りでは町内の16もの舞台が境内に並べられます。
舞台は思っていたより小さかったですが、16台も並んでいると壮観です。またそれぞれ意匠が異なっていて興味深かったです。屋根にシートが掛けられているのが興を削ぎますが、この時期ならではの夕立を備えての事だと思います。私の知る限り、毎年と言っていいほどお祭りの日は雷雨にさらされていますから。菅公の怨念で京に雷が落ちたと伝わるくらいなので、天神さんは雷を司るということも納得がいきます。
舞台の2階?では祭囃子の生演奏をしていて、なんかいいな~。
すっかり日が落ちて、涼しい風が吹いています。
拝殿ではお参りの順番待ちが行列になっていたので、「後日、静かな時に改めてお参りします」と頭を下げました。
拝殿の中では大勢の氏子衆が並んで座り、神事が執り行われていました。
一方、神楽殿では巫女さんによる舞の奉納が始まりました。
同時多発的に行事が繰り広げられていて、和やかなカオス状態でした。
お仕事の後に出掛けるのが正直億劫でしたが、行ってみてよかったです。