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あの名セリフを求めて坑道を探索【春の佐渡ドライブ旅】

まるる🐈が布団の上で吐いてしまいました。後処理に手を尽くしたもののゲ〇臭が染み付いてしまい悲しいふあららいです。臭いが自然に消えるか、こちらの鼻が慣れるのを待つことにします。

 

 

佐渡の旅、第一日目も後半に入りました。明日行く予定のトキの森公園と並ぶ、二大目的地のひとつ佐渡金山に到着です。

予約不要の見学コースは「宗太夫坑」と「道遊坑」の二つがあり、両方見学できる上、割引にもなる周遊コースもあります。我が家は周遊コースにしました。

入り口は一か所ですが、分かれて進んで行きます。

まずはまっすぐの「宗太夫坑」から。「宗太夫坑」は江戸時代の採掘の様子が機械仕掛けの人形で再現されています。これが結構リアルでした。

 

筒状の装置を回して湧き出る地下水を汲み上げています。この水替人足についてウィキペディアでは、江戸や大阪などの無宿人を連れてきて過酷な労働に当たらせたとあります。

 

坑道は縦横無尽に延び、最終的に掘り進めた坑道の総延長は400㎞になるんですって。

我が家はあるセリフを話す人形を探して歩みを進めていきます。

 

「早く外に出て酒を飲みてえ。馴染みのおんなにも会いてえなあ」

これだー! ダーリンさんが妙に気に入っているこのセリフ。ブラタモリでもタモリさんが反応していたとか。翌日、ダーリンさんは思わぬところでこの「馴染みの~おじさん」と再会することになります。

 

資料館には大判小判がザックザク♪

小判製造の行程があって興味深かったです。

 

あ~これ。土肥金山にもあったな~。

ダーリンさん、あえなく断念。私も重さを実感するにとどまりました。

 

一旦出口を出て、今度は「道遊坑」に進入します。

こちらは明治官営鉱山の様子を見ることができます。

 

削岩機を使っていますね。

 

坑内にはトロッコが敷設され、ズリや鉱石を運搬していました。江戸時代から大変な進化です。

佐渡金山は資源枯渇により、平成元年(1989年)に操業を停止したそうです。1601年の開山から400年近く堀り続けたんですね。世界遺産に登録されたら、金山のみならず佐渡全体が盛り上がるんでしょうね。佐渡汽船にはそれまで頑張ってもらいたいです。

 

地上に出て、割戸を見に少し歩くと満開の桜に目を奪われました。

奥の山が「道遊の割戸(わりと)」と呼ばれ、わかりにくいですが、スッパリと切り分けたかのように山が割れています。露天掘りを進めた結果、ひとつの山をあのような姿に変えてしまったそうです。

 

見学を終えて駐車場に戻ると、ちょうど到着ばかりの車が松本ナンバーであることに気が付きました。フェリーで渡って来た同士だ~と思ってみていたら、向こうも我が家の松本ナンバーに気づき「ハッ」としていました。お互いに会釈をしてしまいました。

 

 

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