白髪が伸びるのが異様に早い(と思う)ふあららいです。
再び出雲大社に赴きます。
西側の駐車場に車を停めて歩いて行くと、さざれ石がありました。
君が代の歌詞にあるあの「さざれ石」です。
私のさざれ石のイメージは細かくて水晶のような透明な石が散らばっている感じだったのですが、実物は結構地味でした。傍らにあった説明板によると、岐阜県の産とのことで『長い年月の間に溶解した石灰岩が多くの小石を集結して次第に大きく成長したもので誠に目出度い石であります』だそうです。様々な大きさの石が寄り集まっていて、これが固まってくっついているなんて大変興味深いものでした。
さて神楽殿です。
巨大しめ縄の圧倒的な存在感! しかしここで注目してほしいのは、右側の太い柱です。
見上げると、そこにはとてつもなく大きな国旗が掲揚されていたのでした。
大社のHPによるとこちらの国旗は75畳(タテ8.7m・ヨコ13.6m)の大きさなのだとか。ちなみに掲揚塔の高さは47mだそうです。すごい!
巨大な国旗に驚いた後は、巨大しめ縄に参りましょう。
現在のしめ縄は2018年に架けられたそうです。
長さ約13m、重さ5.2トンってちょっと想像の限界を超えています。
ムチムチ感がたまりません~という冗談はおいといて、しめ縄を吊り木に結び付けている細い縄(飾り縄と呼ぶそうです)も綺麗に綯(な)ってあるのだな~と見とれました。
よく見ると、飾り縄の下にしっかりとしたロープが見えてます。さすがに藁縄じゃ5.2トンは支えられませんよね。
房のような部分は〆の子(しめのこ)といい、直径1.8m、重さは300㎏。
集合体恐怖症の方、ごめんなさい。しかしここには一体何本の藁が・・・
また来ましたよ~♪
境内をぶらぶらと歩いて、ご神気を浴びながら過ごします。
八足門の前には赤い丸印がありました。
これは平成12年(西暦2000年)に出土した古代の御本殿の柱があった場所を表しています。
御本殿の裏からも巨大国旗が望めました。
名残惜しいけど、これで出雲大社を後にします。
のんびりほんわかとした心地の良い所でした。来てよかった。
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