知らぬ間にスマホに傷が付いていました。爪を立ててなぞると削れている感覚がしっかりと伝わります。こんなに簡単に傷が付くものだとは知らなかったふあららいです。
カッコいい神様像の写真を撮りまくり、すっかり気分が盛り上がってウキウキしながら銅の鳥居をくぐると、目の前には拝殿が。
ここでは御祈祷や奉納行事が行われるそうです。大きなしめ縄がありますが、有名なのはここではなくて神楽殿のしめ縄です。神楽殿は後ほど拝見することにします。
御本殿前の八足門に辿り着きました。
出雲大社での参拝方法は2礼4拍手1礼と、普通とは違うので気を付けなくちゃ。
2礼して、間違えないように緊張しながら祝詞を奏上し、唱え終えたところで「あれ?最初の2礼したっけ?」と不安になり、「過ぎたるは及ばざるがごとし」とは言いますが、ここでは「全くやらぬより、やり過ぎの方がまし」との結論に至り、再度2礼し4拍手をしました。ご挨拶とお願い事を心の中でつぶやき、1礼して終了。御本殿の周りを反時計回りに歩きます。
ところで初めての出雲大社だと思っていたのですが、考えてみるとハワイの出雲大社にお参りをしていたので全くの「初めまして」ではありませんでした。
こちらは十九社といい御本殿の東側と西側の2か所あります。神在月に全国から集まった神様達の宿所となるそうです。
東側から見た御本殿です。
御本殿の裏側は深い森というか山があります。八雲山というらしいです。
緑が豊かで心が落ち着きます。
御本殿の真後ろに素鵞社(そがのやしろ)が鎮座しています。
御祭神は有名なスサノオノミコト。出雲の神様である大国主様の親神であられます。
お社の縁の下に砂が入った箱がいくつかあって、神様のパワーの入った砂を持ち帰り家や畑に撒いてご加護をいただくことができるそうです。
ただ、最初に大社の西にある稲佐の浜の砂をここに納めてから、パワーの入った砂を頂かなくてはなりません。
境内には可愛いウサギの石像がありました。
因幡の素兎(しろうさぎ)の伝説はなんとなくしか知りませんでした。きちんと調べると、大国主様の優しさがよくわかり、心がホッコリします。
こちらは御本殿西側の参拝所です。
御本殿は南を向いていますが、御神座は西を向いている為、こちらでも拝礼することをお勧めします。やっぱり神様と向かい合ってご挨拶したいですものね。
朝なので人が少なく静かなせいか、あちこちから4拍手が聞こえてきます。皆それぞれ真摯に神様と向き合っていて、不思議な連帯感のようなものを感じます。
御本殿を一周して戻って来ると、拝殿から笛や太鼓の演奏が聞こえてきました。御祈祷が始まったのでしょうか。
二人連れの若者がおみくじを読んでいたので、私も引くことにしました。たくさんのおみくじが入った箱の中から引くタイプのもので「感染予防の為、むやみにかき回さないように」といった注意書きが。サッと手を入れ、中指の先に当たったのを摘み取りました。
結果は・・・第一番!
こちらのおみくじは大吉とか凶とかないんですね。でも1番を引いて気持ちいい~♪ ありがとうございました。
チェックアウトがまだなので、ここで一旦ホテルに戻ります。
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