世の中には未だ科学では解明できていないことがたくさんあると信じるふあららいです。
私自身は霊感といったものはまったく自覚しておりませんが、そういった能力のある人を単純に「かっこいいな～」と憧れを持ってしまいます。とは言ってもその能力が欲しいとは思いません。そういったものと対峙するのはやっぱり怖いです。
そんな霊感ゼロの私でも50余年も生きてきて何度か不思議体験をしています。
一番怖かったのは長野県内の有名観光地の某ホテルでの一夜。明るくなるまで続いたラップ音でほぼ一睡もできませんでした。スヤスヤと横で眠る友人を起こして恐怖の道連れにするのは忍びなくて一人布団にくるまって耐えました。
もう一つは恐怖不完了形なのですが、兄夫婦と泊まった温泉ホテルで興じたビリヤード中、兄が私を撮った写真になにかよからぬモノが写りこんでいたらしいのです。向こうもその写真を見せてくれないし、積極的に見せてこないものを見る勇気はこちらにもありませんでした。
父の生家に泊まった時も寝る時に不思議なことが起こりました。ウトウトと眠りに落ちそうになるとドン！と階下の台所で誰かが棒で天井を突いているような衝撃を感じました。家の人も床に就いているので階下には誰もいないはずなのですが、少し間をおいてまたドン！と。不思議と怖さといったものはありませんでした。きっと数年前に亡くなったおじさんか他のご先祖さまがからかっているんだな～と解釈。しかし眠れないのは困るので「どうか寝させてください」と心の中で何回かお願いしていると、ドン！現象は止まりました。
先週図書館で何を借りようかな～と書架の前をウロウロしていて、一冊の本が目に留まりすぐに手に取りました。
パラパラと中を見ると、神様とお話ができる著者による各地の神社仏閣への訪問記のようでした。
やだこれ面白そう！ 迷わず借りました。
我が地元の長野県をはじめ、東日本エリアの神社仏閣が紹介されていて、私が訪れたことのある所もいくつかありとても興味深く読みました。靖国神社のところでは英霊とお話をしていて涙なくしては読めませんでした。
そして特殊な能力にやっぱり憧れを抱いてしまったのでした。
