里帰りからの帰りは、練馬インターから関越自動車道に入り、上信越道を通って帰宅したふあららいです。
途中、藤岡ジャンクションで上信越道へ入るのですが、うっかり通過してしまいました。
運転中の私は二つの軸が活動しています。ひとつは『安全確認』もうひとつは『現在位置確認』です。ところがその時はモニターに流れていたテレビに意識が持って行かれ『現在位置』が『テレビ視聴』に置き換わっていました。(『安全確認』は最優先事項なので簡単には外れません)で、上里SAは覚えていたのですが、次に気が付いた時は高崎玉村スマートICの看板が出てきていました。
ああ、やってしまった・・・。実はこれ2回目なんです。1回目は『現在位置確認』が『クラシック音楽鑑賞』に置き換わっていました。で、あの時は高崎ICで一旦出てから入り直して、通行料金が高くついてしまったのでした。
今回も高崎ICで本線から外れました。速度を落として料金所のゲートの手前にある看板を注意深く読みます。
降りるICを間違えた方 一般レーンで係員にお申し出を
一般レーンは一つだけ開いていて精算機となっていました。停止して呼び出しボタンを押します。
「はい、どうされました~?」
「すみません。ジャンクションを通過してしまって、戻りたいんですけど・・・」
「どちらから乗られました?」
「練馬です」
「どちらのインターで降りられますか?」
「東部湯の丸」
「それではゲートを開けますので、係員の誘導に従ってください」
赤いバーが上がったので、進んでいくとすぐ先で係員が待ち構えていました。手招きに従い左端に停めました。
「まずはETCカードを読み取り機から外してください」
「はい」
取り出しボタンを押して、カードを読み取り機から半分引き出しました。
「どちらに行かれます?」
「上信越道です」
すると係員は手に持っていた案内図を見せながら言いました。
「この先の分かれ道で右に進んでいただくと再び料金所に入りますので、一般レーンに入ってください。通行券は取らないでそのまま進んで結構です。ゲートを抜けたらETCを読み取り機にセットしてください」
「すみません。ありがとうございます」
以上で、余分な料金がかかることなく本来の料金で無事に東部湯の丸インターを出ることができました。
こんなドジっ子おばさんの体験ですが、万が一のお役に立てれば幸いです。