今朝は冷えましたね~。松本は4.8℃まで下がりました。打ち直したフッカフカのお布団を出して暖かく寝たふあららいです。
麺二品の昼食を済ませ、膨れたお腹をさすりながらやって来たのは小安峡です。
なんでも温泉が噴き出す渓谷を歩くことができるらしいです。
どんな所か楽しみ~♪(本当はグーグルマップで写真を見て概要は把握済み)
渓谷は60mほど下にあるので、300~400段もの階段を下ります。
遊歩道入り口で「ご自由にどうぞ」の杖(ただの竹の棒ですが)があったので、1本借りました。
底に降りるとあちこちで湯気がモアモアと上がっています。
暖かくて潤いたっぷりのスチームを浴びて歩いて行きます。ドライアイ持ちには天国のような所です。
岩の割れ目から温泉がじゃばじゃばと流れ出ていました。
「蒸気や熱水がたまっている地熱貯留層の亀裂が露出しているという世界でも珍しい地形」なんだとか。(湯沢市公式観光サイトより抜粋)
遊歩道の中間辺りに一番の噴き出しがありました。
98℃にもなる熱水と蒸気が「シュー」と轟音を立てて噴き出しています。遊歩道から4メートルほどのすぐ目の前です。あまりに勢いがあるため遊歩道まで飛沫が飛んできていて、急いで通りましたが脚に掛かってしまいました。熱かったです。
最強吹き出しを通過して振り返ったところ。
熱水で生きる藻類でしょうか。森のジオラマみたいな不思議な景観。
遊歩道が終わって現れたのは長~い階段です。そう、下りたという事は上らなくてはいけない訳で・・・
これが本当にきつかったです。杖のお陰で何とか上りきりました。
玉川温泉と言い、この小安峡と言い、東北の温泉は何とも力強いです。長野県もたくさん温泉がありますが、静かな山の湯といった感じでワイルドさではとてもかないません。いやはや参りました。
>>> 栗駒山でコーヒー難民へつづく >>>