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奇跡の逸話に静かに感動【2021長崎おひとりっぷ】

父が天草出身のふあららいです。 そして父の生家はがっつり仏教です。改宗しちゃったのかな?

 

 

2021年6月22日(火)

2日目を迎えました。観光できるのはこの1日だけ。無理は禁物の50代(笑)疲労を溜めないように欲張らずにいきます。

 

今日は市電の1日乗車券を活用して回ります。

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500円で乗り放題です。

 

まず向かうは大浦天主堂

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まだ8時過ぎということもありますが、お土産屋さんの並ぶ通りは閑散・・・

 

坂道を登って息が切れる頃、大浦天主堂に着きました。

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 正式には「日本二十六聖殉教者聖堂」と言うそうです。

日本二十六聖人とは豊臣秀吉キリシタン禁教令により、見せしめのため処刑された宣教師と信徒のことで、1862年に聖人とされカトリック全信徒の尊崇を集めています。

 

堂内は撮影禁止との事で、マリア様を撮り終えたらカメラはバッグにしまいました。

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天主堂のほか、博物館となっている旧羅典神学校と司祭館をゆっくり回りました。

 

ここでは信徒発見と呼ばれる出来事がありました。

1864年この地に天主堂が建てられ庶民に公開が始まると、浦上の潜伏キリシタンがフランス人神父に自らがキリスト教を信仰していることを告白したのです。

日本が鎖国をしていた250年(7代)もの間、表面は仏教徒を装いながらも信仰を捨てずに生きてきた人々です。礼拝とか教会とか宣教師の姿など伝え聞き想像するしかなかった世界で生きてきて、神に仕える神父様や本物のマリア像に逢えた時の喜びに思いを馳せると、私も心が震えました。

 

 

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