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実録!大腸がん検診—結局麻酔なしで実行—

今日は良いお天気です。日差しは暖かですが、風が冷たい~。洗濯物を干し終えたら、手が冷たーくなってしまったふあららいです。

 

※画像は本文とは関係のないまるるちゃん🐈です。

 

 

5時間かけて腸内洗浄が完了し、階下の検査室へ移動しました。(前回はこちら

 

検査室で検査医師と会い、そこで麻酔なしで行うことを告げられました。

麻酔の機材の準備ができなかったような事を言っていましたが、おそらく腸内洗浄が長引いた為に時間がなくなってしまったのではないかと思います。

もし麻酔を使ったとしら、麻酔が切れて帰れるようになるのは夜になってしまうのでしょう。 検査センターのスタッフなんて日勤だけでしょうし、面倒な事になってしまうのだろうと予想できます。 実際、時間がかかったのは私が原因なので自業自得なのですが、診察時にあれだけ強く麻酔を勧められたのに今更なしだなんて大丈夫なのかと思いました。

しかし、せっかくお腹の中もキレイにしたし、ここまで来たらやるしかありません。

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別室でお尻の部分が開くようになっている不織布のズボンをはき、丈が膝くらいまである検査着に着替え、再び検査室に戻ると台の上に横向きになるように言われました。

検査医師に背を向ける形で横になり、脚を折り曲げます。

 

検査開始。

始めに肛門にジェリーを塗り込められ、いよいよ内視鏡が入ります。 ガスを入れて腸を膨らましながら進むとの事で、腸が次第に膨れ上がっていくのがわかります。

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最初に少し入ると(直腸の辺り?)、仰向けになるように指示されました。 仰向けで膝を立てて右足首を左膝に掛けます。

 

直腸辺りまでは特に痛みもなく問題なかったのですが、S字結腸に差し掛かると突然激痛が! 腸がパンパンに張った痛みと併せて内視鏡が腸壁にぶつかる圧痛が襲って来ました。

腸は知覚神経が無いそうですが、とにかく物凄い痛みです。 あまりの痛さに声を上げずにはいられませんでした。

やっと最初の難所を超えてホッとするのも束の間、その後3回難所があったようで、その都度悶絶し、叫び声を上げてしまいました。 「大丈夫ですよ~」看護師さんが背中をさすってくれるのですが、暴れないように押さえつけられているような・・・。

 

やっと終点(盲腸)まで達したようで 「はい、ここから抜いて行きますから楽になりますよ~」 と先生が声を掛けてくれました。

ピッピと小さな電子音が聞こえます。 画像を撮影しているようです。

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薄目を開けると周りの人が増えているような・・・。 余りにワーワー騒いでいたものですから、人が集まってしまったのでしょうか。 顔はあぶら汗を大量にかいて、目には涙が滲んでいました。

 

痛みはマシになりましたが、やはり腸内に管が入っている感じはわかるので何とも気持ち悪いです。

「はい、半分まで戻りましたからね~」

ここでやっとモニターを見ることが出来ました。 ピンク色の腸壁が写っていましたが、それ以上見る気力はなくひたすら呼吸を整えうなだれていました。