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実録!大腸がん検診—内視鏡検査当日いざ病院へ—

ある消化器内科のHPによると、便潜血が陽性と出る人の割合はおよそ5~10%で、その中でのがん発見率は0.10~0.15%だそうです。つまり便潜血が陽性だからといってもがんがある可能性はとても低いとの事。でもこれはあくまでも統計上の話であって、要精密検査を言い渡された者にとっては自分がその僅かな可能性に当てはまるのではないかと気に病むものです。もしがんだったら・・・と今後の人生について考えたふあららいです。

 

※画像は本文とは関係のないまるるちゃん🐈です。

 

 

大腸内視鏡検査の朝を迎えてしまいました。(前回はこちら

 

珍しく寝つきがよくて意外とよく眠れたのですが、目が覚めた途端に緊張で鼓動が激しくなりました。

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前の晩から、極度に怖がりな私のメンタルをどう処理するかいろいろネットで調べて、結果「とりあえず横に置く作戦」を実行することにしました。

勝手に命名した「とりあえず横に置く作戦」とは、頭に浮かんでくる「不安な事」や「恐怖心」を白い箱に詰め込んで路肩に置いて歩いて行く様子をイメージするものです。

ネットでよく目にしたのは「嫌な物を川に流してしまうイメージ」というものでしたが、私の頭の中では上手く流れてくれませんでした。 白い箱を路肩に置いて行く方がすんなりイメージ出来て、実際に心も落ち着きました。

 

トイレしやすい服装でとの事だったので、ジャージ姿で出掛けました。

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8時45分頃、病院に到着。

内視鏡センターの受付で同意書を提出し、男女別の待機部屋に移動しました。 10帖位の部屋に椅子とテーブルが並べられ、真ん中には大きなテレビがありました。

女性受診者は見た感じ30代から80代まで合計8名。

そのうち初めての人は私を入れて3名でした。 お隣の人は前回ポリープが見つかって経過観察となり、今回2回目だとおっしゃってました。

 

テーブルの上には受診者の名前のラベルが張られた下剤(正式名称は腸管洗浄液)「モビプレップ2リットル入り」と紙コップが置かれています。

これを10分間に200㏄ずつ飲んで、1リットル飲み終えたところでミネラルウォーターを1本(500㏄)飲むそうです。 その後再びモビプレップを同じペースで飲み続け、最後にミネラルウォーターをまた1本飲みます。 そんな感じで約3時間かけて合計3リットルの液体を飲むことになります。

モビプレップは従来の物(ニフレック®)より濃度が高い為に摂取する量が少なく済むのですが、脱水症状を抑える為に水を飲まなければならないそうです。

チビチビ飲むより一気に飲んだ方が楽だし、早く効果が出るとの事。

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9時20分、看護師さんの説明が終わり、それでは飲んで下さいと言われました。

紙コップの200㏄の線まで注いで、口をつけました。

濃いめのスポーツドリンクの様な味ですが、塩味が強くてとてもゴクゴクとは飲めません。 一気に飲むと反射的に吐きそうな感じがしたので、一口ずつ飲むことにしました。

が、周りを見ると、皆一気に飲んでしまったようで2杯目を注いでいます。

えー?! みんなすごーい! どうして一気に飲めるのー?