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語学留学おぼろげ回顧録 46《捨てられないテキスト》

昨日コストコショッピングへ行って来たふあららいです。購入品は明日紹介しますね。

 

 

今回は学校で使っていたテキストのお話です。

あれから20年経ったのに捨てずにとってあります。

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左から、グラマー(文法)中級、グラマー(文法)上級、イディオム(慣用句)のテキストです。

 

6ヶ月の滞在中、グラマーは中級から上級へ進級しました。 学力向上というよりは、中級クラスの人数が増えたことにより古参者が追い出されたようなものです。

 

カンバセーション(会話)のクラスではテキストはありませんでした。 プリントを配ったり、あるテーマに沿って話し合っていただけなので。

3分間スピーチもあったりして、その前夜「スピーチのお時間で~す」とハリエットに声を掛け、原稿を読み上げてチェックしてもらいました。 クラスでは、チュニジアからの男性が彼の地のロの字型の民家の造りを説明してくれたり、アフリカのどこかからの黒人男性がアメリカで差別的扱いを受けたことを話したことが印象に残っています。 黒人男性は「みんなブラックブラックっていうけれど、見てください私の肌黒いですか?」と、ツヤのある褐色の腕を差し出しながら話していました。 そうだよね~「東洋人=イエロー」っていうけれど、私の肌どう見てもバナナのような黄色じゃないもんな~。 白人だって、雪のような白ってわけじゃないのにね。

 

さてテキストですが、中を開くとこんな感じでセクションはまず長文から始まります。

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この長文を前日に辞書を引き引き予習しておきました。

 

次のページには構文や活用形が。

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そして最後に練習問題があるスタイルです。

定期的にテストもありましたが、あまり覚えていません。

 

こちらはイディオムのテキスト。

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様々なイディオムがこれでもか!と載っています。

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イディオム自体はいくつかの簡単な単語の組み合わせなのですが、なにしろ次から次へと出てくるので、ほとんど左の耳から右の耳へ状態。

 

使用例の会話文には、強勢(アクセント)を示すチェックが書き込まれています。

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イディオムの先生は元気のいいおばちゃんで結構好きでした。

クラスの時間が変更となり、他の先生とそのおばちゃん先生どちらか選ばなくてはならなくなった時、「あなたのクラスを選びます」と伝えた時、「イエ~イ!」って叫んで喜んでくれたな~。

またイディオムのクラスがあった日は、夕食の時ハリエットに「今日は何習った?」とチェックが入りました。 これがかなり苦痛でした。忘れちゃってるので(笑)

 

学校にはこれらのテキストとノート、そして辞書を持って行きました。 当時すでに電子辞書が普及してきていましたが本格的なものは高価で、私は従来の辞書でコンパクトなタイプを持って行きました。