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語学留学おぼろげ回顧録 32《半端ない霧の街》

梅雨が長かったので7月いっぱいまでは日焼け知らずだったふあららいです。今はほどよく色付きました。

 

 

サンフランシスコは霧の街として有名ですね。

 

世界の霧の街と言えば他にロンドンが挙げられますが、あれはスモッグですよね。 日本では北海道東部の根室半島付近が夏の間海霧が出ることで知られています。

サンフランシスコの霧も海上で発生して陸地に流れ込んできます。 夏は霧の季節で、霧に覆われると気温が下がりとても寒くなります。 これが半端ない寒さで、夏でも手袋やダウンジャケットが必要なくらいです。 小説家のマーク・トゥエインは「一番寒い冬を過ごしたのは、サンフランシスコの夏」という言葉を残しています。

日差しのある日中は霧は出ませんが、日が傾くと海のある西側から流れてきます。 その霧の濃いことと言ったら! 迫る真っ白のモクモク、まさに入道雲が倒れ掛かって来るようです。

 

ある日ハリエットと車に乗っていて、真っ白のモクモクが前方に見えた時に思わずつぶやきました。

(ふ)「なんか恐怖を感じる・・・」

(ハ)「そういえば昔『The Fog』っていう恐怖映画があって・・・」

ザ・フォグ・・・ああなんかそれテレビで観たことあると思いました。 海辺の町が濃い霧に包まれるたびに、ひとりまたひとりと犠牲者が出るという内容だったような・・・。

 

霧が出ると霧笛が一定間隔で「ぼぅーーー」と鳴ります。 ゴールデンゲートブリッジに取り付けられた巨大スピーカーから出てるという事を最近調べて知りましたが、その陰鬱な重低音が一晩中鳴り響くのが不気味で嫌でした。

ふとあの不気味な音が聞きたくなって、YOUTUBEで検索してみたら・・・そんなものもUPしている人がいるんですね~。 YOUTUBEって、すごいです。

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