成田空港の3レターコードNRTですが、「NOT REALLY TOKYO」って、CAさんの間で揶揄されてるんだとか。うまいこと言うなと感心したふあららいです。
今日はちょっと長いですが、NRT~VIEのフライトの全容を一気にお伝えします。
13時に搭乗開始となりました。
座席は11K、窓側です。
乗り込むとお隣の席には20代と思われる若い男性がすでに着席していました。 「Excuse me」と言って通してもらいます。
位置はエンジンの真横。
身の回りの整理をし終えた頃、CAさんがウェルカムドリンクを持って来ました。 トレーの上にオレンジジュースとお水が載っています。
お隣さんのハンス(勝手に命名)と一緒にお水のグラスを取りました。
その後メニューが配られ、メインディッシュのチョイスを聞かれました。
チキンをお願いしました。
ドアクローズとなり見回すと、プレエコはほぼ満席で日本人率が高いです。 4割近くが日本人のように見えました。
オーストリア航空52便はウィーンに向け定刻に出発。
今回乗ったのは、初めてのB777です。 B737の胴体とほぼ同じ直径と言われるエンジンのパワーは強烈で、加速がものすごいです。 走り始めたと思ったらあっという間に飛び立ちました。
スナックサービスは「おっとっと」みたいな現地のお菓子で、ドリンクはトマトジュースをいただきました。
軽い塩味で美味しかったです。
エコノミーの座席を見ていないので比べたわけではないのですが、大きなモニターです。
リモコンでもタッチパネルでも操作可能です。
アームレストにはリモコンとUSBポートとヘッドホン用の三口端子が。
ヘッドホンはノイズキャンセリング仕様です。
アームレスト下部にはユニバーサル電源。
バルクヘッド席にはレッグレストがありますが、そのほかはフットレストのみ。
しかしフットレストだけでも十分でした。 足を高くすることで、もも裏が座面に圧迫されないので疲れ方が全然違います。
早速映画を観ます。
前から観たかった「GREEN BOOK」
日本語字幕がなかったのが残念でした(中国語はあったのに!)が、あらすじは知っていたのでまあなんとなくわかりました。
ハンスは日本紹介ビデオみたいなのを観ていました。 帰路なのに改めて紹介ビデオって、日本好きなのかな?
前の日本人のご婦人二人組、ガイドブックのコピーやらグーグルマップの検索でプリントしたレストラン情報や、手書きのお土産リストをとっかえひっかえ眺めています。
楽しみしていた旅行なんだな~きっと。
離陸から2時間後、機内食のお時間に。
薄い鶏肉を焼いたのとグリーンピースご飯、お蕎麦にフルーツにケーキと言ったラインナップです。
フルーツだと思っていたのは、実はチーズ2種でした。
アーモンドケーキが美味しかった。
ドリンクにビールを頼んだら、陽気なCAのおじさん曰く「This is Sappro in Austria!」
ウィーンのビール「オタックリンガー」ですね。 癖がなく、飲みやすいビールでした。
食事が終わってもまだこんな所。
12時間フライト長いぞ。
食事後、ハンスに通してもらってトイレに行ったのですが、激混みでえらいまたされ膀胱が爆発しそう。 一時は死を覚悟しました。
おトイレの中の人はもう5分は入ったままです。 何やってるんだろう・・・
やっと出てきたら、私の前の紳士が「お先にどうぞ」って譲ってくださいました。 手には歯ブラシを持っていたので、自分も時間がかかるから・・・という事なのでしょう。
地獄に仏とはまさにこのこと。
優しい紳士の為にもすぐに事を済ませて出なければと思ったのですが、長らく我慢を強いられた膀胱は今度は固く口(?)を閉ざしてしまっています。 おい、もう出ていいんだよ~。 顔を下に向けて我が膀胱に檄を飛ばします。
これ以上の詳細は割愛しますが、やたら時間が掛かってやっとのことで外に出て、先ほどの紳士に「Thank you so much」と改めてお礼を言いました。
事前にアマゾンプライムビデオでダウンロードしておいたお笑い番組を観たり、昔のテープからダビングした音楽を聴いたり、ウトウトしたりして過ごします。
そうだ、オーストリアに行くんだからこれを観とかなくちゃ。
こちらも日本語字幕なし。でも1度観たことがあるので問題なし。 174分という昔の長い映画なので、結構時間が経ちました。
到着1時間半前に軽食が出ました。
ターキーのパスタか、ソーセージとの事でソーセージを選択。
ソーセージの下にあるのは、ザワークラウトと細切りポテトを炒めたものでした。 この食事はしょっぱかった。
長かったフライトももうすぐ終わりです。
飛行機は積乱雲を避けながら降下を続け、予定より早く現地時間18時にウィーンに到着しました。
長時間フライトには相当覚悟をしていましたが、思いのほか苦痛に感じませんでした。 プライムビデオや音楽がよかったみたいです。
あとやっぱりフットレストの功績が大きいですね。
>>>サンダーストームで遅延へつづく>>>