旅ごころのよりどころ

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群集パニックは恐ろしい

引きこもりたいのに引きこもれないふあららいです。

 

 

ダニエルKイノウエ空港で6月18日、銃乱射事件が起きたとの誤情報が広がり、空港は一時閉鎖、30便以上の出発に遅れが生じたそうです。

手荷物検査場で加熱したパソコンから煙が出て異音が発生し、この異音を誰かが銃の発砲音と勘違いしたことが銃乱射事件の発生としてその場にいた人々に伝播しパニックにつながりました。

 

パソコンのバッテリーの不具合がそもそもの原因と思われますが、かといって起きてしまった以上は仕方がないし、異音がパンパンと鳴れば、我々日本人は「あれ?何の音だろう?」で済むでしょうが、銃社会で生きるアメリカ人にしてみれば「どこかで発砲!」と反応してしまうのも仕方のないことだと思います。 生きるか死ぬかの話になる訳ですからね。

その場に居合わせた人々には不運だったと言うしかない気がします。 特に逃げる際、転倒してケガをされた方はお気の毒でした。

 

しかし群集心理は恐ろしいですね。

私の母は東日本地震の発生時、バスツアーで水戸の偕楽園を訪れていて、レストハウスでお土産を物色していました。 大きな揺れにここにいたら危ないと高齢の同行者に声を掛け、いち早く外に出ようとしましたが、背後から押し寄せてきた人々に押され転んでしまったそうです。

今回のホノルル空港の騒動を聞いて、母の話を思い出しました。

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