今日までお盆休みという方が多いのでしょうか?実家に帰省してのんびりしようと思ってたのに、そんなにのんびりできなかったふあららいです。
今回の旅では、ホノルルに来たら絶対に行こうと思っていた所がありました。
それはワイキキショッピングプラザにある「ピュアストーンショップ」です。
2015年の渡ハで、義理の両親と実親にパワーストーン・ブレスレットを購入したお店です。(その時の様子はこちら)
5月に亡くなった父のブレスレットを貰い、形見として私が着けられるようにアレンジしてもらおうと持って来たのです。
父はいつも身に着けていたわけではありませんが、母によるとたまに思い出したように着けていたそうです。
4時頃にお店に行くと、順番待ちになっていました。 ちょっと時間をずらしてまた来ようとワイキキを30分程ブラブラして戻って来ると、相変わらず順番待ちの人がいて、これはちゃんと待たなければならないと思いお店の脇に立ちました。
しばらくすると店主のキャシーさんが「まだ時間が掛かりますけど大丈夫ですか?」と確認してくれて「大丈夫です。待ちます」と告げて正式にエントリー。
ダーリンと交代で周辺を徘徊しながら待つ事1時間位でしょうか、やっと順番が回ってきました。
キャシーさんは日本語を少し話せるので、英語と日本語のちゃんぽんで会話しました。
父のブレスレットを取り出してこちらの要望を伝えると、「お父さんは病気で亡くなったんですか?」と聞かれ、「はい」と答えると、途端に険しい顔つきになりました。
(キ)「この石はネガティブのパワーを吸っているからダメです」
(ふ)「浄化はできないんですか?」
(キ)「できません。ナチュラルに亡くなったのならいいけど」
ナチュラルな死とは、老衰の事を指しているようでした。
とにかく「病気で亡くなったのはダメ」の一点張りで、そんなにマイナスのパワーが宿っているのか、身体をのけ反らして嫌なものを見ている感じでした。
(ふ)「じゃあ、これどうしたらいいんですか?」
(キ)「処分するなら海に投げ捨ててください」
(ふ)「ええっ⁈」 (心の声 : 安くなかったのにもったいない!)
(ふ)「持っていたらダメなんですか?」
(キ)「思い出として写真と一緒に飾っておくのは構わないけど、身に着けるのはダメです」
思いもしない反応に大変ショックを受けましたが、とりあえずアドバイスのお礼を言って去りました。
後から考えてみると、中国人は「死は穢れ」とする習慣があるというのを何かで読んだ事があって、中国系のキャシーさんがあそこまで過剰な反応をするのも異なる文化的バックグラウンドが存在する以上、仕方ないのかなと思いました。
でもちょっと悲しかった・・・
今回は自分の意向に沿わない結果となりましたが、キャシーさんの言動を非難中傷するつもりは全くありませんので誤解されないようお願いします。
浄化できないって言われたけど、夕暮れのワイキキビーチでちょこっとブレスレットを海水に浸してみました。
自己満足なんですけど。
帰国後も月明かりに当ててみたりして。
自己満足なんですけど。
そして今、ブレスレットは父の写真と一緒に飾っています。
>>>値引きの代わりにストラップを貰うへつづく >>>