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語学留学おぼろげ回顧録 8《実家との交信》

少しずつ春めいてきましたね~。今松本では梅がキレイに咲いています。桜並木の下をウォーキングできるのを心待ちにしているふあららいです。

 

 

私が語学留学に行ったのは2000年。

世の中は各家庭にパーソナルコンピューターなるものが徐々に普及していました。

私個人はPCは持っていませんでしたが、実家が自営業だったので業務用にデスクトップ型のが1台あって、自分のアカウントを作って使っていました。

 

いざ語学留学に行くとなった時、ノートPCを買おうかと思ったのですが、当時はまだ20万円越えが普通で、貯金を留学費用に費やしてしまった身としてはちょっと厳しい・・・。

でも絶対Eメールでやり取りしたいと思ったので、10万円位の片手で持てる大きさのモバイルPCを買って持って行きました。

好都合なことに向こうでは自室に電話があり、さらに市内通話は定額使い放題だったので、海外ローミングを利用してダイヤルアップ接続をしました。

現在からするとダイヤルアップ接続なんてまるで石器時代のような感じですが、使うのはテキストのみのメールとちょっとしたホームページの閲覧だけだったのでそれほど不自由は感じませんでした。

 

ほぼ毎日実家にEメールを送り、母がそれをプリントアウトしてファイルしてくれました。 そのファイルは私にとって宝物です。 この『おぼろげ回顧録』は、ファイルされたメールの内容を元に書いています。

 

Eメールの他には、クレジットカード払いで国際電話を週末に1回。

デジカメはまだ持っていなかったので、ドラッグストアのウォルグリーンズでDPEに出して写真ができるとエアメールで送っていました。 Eメールに画像を添付できなかったのと、帰国時の荷物を減らす為です。

写真と一緒に『イラスト手紙』というのも送っていました。

これらも全て現在手元にあり、本回顧録のイラスト画像はそのイラスト手紙をスキャンしたものです。

IMG_1938

一方母からは当時新聞に連載されていたマンガ「あたしんち」の切り抜きが送られて来ました。

エアメールだと大抵1週間、早ければ4日で届きました。

 

このように実家の両親とは密に連絡をしていたので、精神的な安定に役立ったと思います。

今じゃスマホでどこからでもLINEですからね~。 隔世の感を禁じえません