旅行中留守止めをお願いしていたのに、帰ってみれば朝刊がしっかり配達されていてご立腹だったふあららいです。
今回の旅は2泊3日の行程となります。第1泊目は田沢湖から乳頭温泉へ上っていく途中にある田沢湖高原にある「元湯水沢山荘」です。
小規模な旅館で、客室は10室でした。元々は企業の保養所だったのかな?
年を取ってからは、大規模な温泉ホテルだと大浴場まで行くのが面倒なので、最近はこのような小さな旅館の方がよくなってきた我が家です。
お部屋の写真を撮り忘れました。すみません。トイレ付のシンプルな和室で過不足なしでした。サッシ枠に止まっていたカメムシ君と早速のご対面でしたが、お外に退去してもらい平和裏に解決。
温泉は男女別の内湯&露天と貸切風呂があります。
貸切風呂は無料で利用できるとの事でしたが、夕食前に行ってみると「入浴中」の札が下がっていたので断念。大浴場の方へ。
行ってみれば大浴場には誰もいなくて貸切状態でした。硫黄を含む白濁したお湯は肌当たりが柔らかく温度もちょうどよくて、誠にいいお湯でした。露天風呂は男女の間に大きな岩で壁ができていますが、先の方で繋がっていました。丸太が何本か掛かっていて通り抜けられないようにはなっていますが、お湯に潜ってしまえば行けるのではと思えるゆるい造り(笑)そして露天風呂の特徴はその深さです。入り口から傾斜が付いていて、最も深い所で1メートルとの事。
夕食はこんな感じ。
土地の食材もあり、美味しくいただきました。
なかでもお品書きに「ミズのこぶ」とあった山菜は初めていただきました。東北地方で親しまれている水辺に生える山菜で9月と10月にムカゴが付いたものが出回るようです。独特の歯ざわりで美味しかったです。
一番気に入ったのは「田沢湖鱒」のお造りで、濃厚な中に甘みがしっかりあってたいへん美味でした。長野県にも「信州サーモン」という生食用のお魚がありますが、負けてしまいそうです。そして秋田ならではの「いぶりがっこ」もGOOD!
田沢湖ビールを発注。必要以上にリアルなナマハゲが怖い(笑)
メインディッシュは由利牛A5ランクの陶板焼き。
柔らかくって美味しかった~♡
夕食を終えてお布団が敷かれた部屋でゴロゴロしていると、たばこを吸いに出ていたダーリンが「貸切風呂が空いてる!」と慌てて戻って来ました。
それっ!とダッシュです。
貸切風呂はカランが二つ。浴槽は二人でも十分な大きさでした。
露天風呂もありました。
こちらも深さ1メートル。
脱衣所には風情ある網代笠があって、この日は雨降りだったので露天で使わせてもらいました。
裸んぼうで笠だけ被るというかなりシュールな絵面でしたが(笑)
>>> 横手のかまくらを体験へつづく >>>